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プリザーブドフラワーアレンジの基礎(ワイヤリング-グリーン・小花)
葉などをワイヤリングする時は葉や枝の色に合った地巻きワイヤーを使います。(下の写真では分かりやすいように別の色のワイヤーを使っています)
ワイヤーの太さは#24・#22などと表し、数字が大きくなるほど細いワイヤーになります。
普通は#26か#28のワイヤーを使いますが、葉の厚さなどによって加減して下さい。
茎がしっかりしているものはそのまま挿しても構いませんが、ワイヤリングすると自由に向きが変えられるので、アレンジがやりやすくなります。

(1)ヘアピンメソッド

葉柄(茎)が長い時は前もって1cm位に切っておきます。

葉の裏側からワイヤーで中心の葉脈をひと目すくいます。表に出たワイヤー部分を指で押さえながら、ワイヤーを下におろします。

長い方のワイヤーで、葉柄と短い方のワイヤーを一緒に3回ほど巻き下ろします。

すくう位置は葉の大きさや葉の固さなどによって変わります。下の方をすくった方がアレンジした時に見えなくていいのですが、ベルベットリーフなど柔らかい葉の場合は葉が垂れてしまうので少し上にするなど調節して下さい。



(2)
左のような葉や、ドライフラワーの葉などは上の方法では葉を傷めるので、先にワイヤーをU字に曲げてから挟んだり刺したりします。
後は上と同様に巻き下ろします。

下の方の葉はワイヤーを巻きにくい場合は少し取り除いて下さい。


(3)
細長い葉などはこのようにワイヤリングすることもできます。
ワイヤーで葉の先の方をすくい、上と同様に巻き下ろします。
ワイヤーと一緒に葉を折り曲げて使うと変化のあるアレンジになります。


(4)ツイスティングメソッド

U字にしたワイヤーを茎に添え、長い方のワイヤーで茎と短い方のワイヤーを一緒に巻き下ろします。
枝分かれしているものは分かれ目にかけてからワイヤリングすると抜ける心配がありません。
カスミソウなどは、枝分かれしている所でカットして同じ位の長さにしてから数本合わせてワイヤリングするとボリュームがでます。


(5)
アジサイなどで高さを低くしたい時は花のすぐ下の部分にワイヤーを当て、余分な葉柄(茎)を切ってから同様にワイヤリングします。
アレンジによって、ワイヤリングする位置を変えアジサイの高さを加減して下さい。


(6)
茎が非常に細いものはワイヤリングすると折れてしまいそうになります。そんな時は茎にワイヤーを添えてテープを巻きます。


下の方の葉はワイヤーを巻きにくい場合は少し取り除いて下さい。


(7)セキュアリングメソッド

アスパラガスなど茎が弱い時に茎にワイヤーを巻いて補強したり、茎を自由に曲げたい時に使います。
ワイヤーの端をフック状に曲げ、葉にかけてから下に巻いていきます。


(8)葉が大きすぎる時

プリザーブドフラワーは自然のものなので、葉の大きさは入荷時によって多少異なります。
大き過ぎて困った時は、葉の元の方をカットしてからワイヤリングして下さい。

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