アレンジに必要な道具

アレンジの時に必要なもの・あると便利なものをまとめてみました。お買物の時の参考になさって下さい。

☆ワイヤー

裸線ワイヤーと緑・白・茶などの色付きの地巻ワイヤーがあります。

プリザーブドフラワーのバラは茎が殆ど無いので、ワイヤリング(ワイヤーを通すこと)が必要です。リースの場合はそのまま接着しても結構ですが、動きを出すためにやはりワイヤリングする場合もあります。
バラの茎に太さが#22か#24の裸線ワイヤーを刺します。ワイヤーは番号が大きいほど細くなります。バラによって茎の長さや太さが違うため、ワイヤーもそれに応じて変えますが、#24はやや細めで刺しにくいこともあるので、#22の方が使い易いのではないかと思います。

グリーン類やアジサイなどの場合はそれぞれに合った色の地巻きワイヤーを使います。
枝や茎がしっかりしている場合はそのまま挿してもいいですが、茎が弱い場合や、短い場合、葉を一枚ずつ挿したい時などはワイヤリングします。また、ワイヤリングすると自由に向きや角度を変えられるのでアレンジがやりやすくなります。
普通は#26位の太さの地巻きワイヤーを使いますが、アジサイなどは少し細めの#28のワイヤーの方がやり易いでしょう。もっと細くてワイヤーを巻けない場合は茎にワイヤーを添えて一緒にフローラテープを巻いて下さい。

花材ご購入の方には、プリザーブドフラワーの取扱いについてと、ワイヤリングなどの方法を写真入りで説明した用紙を一緒にお届けしておりますので、詳細はそちらをご覧下さい。

☆フローラテープ

フローラテープ

ワイヤリングした後はテーピング(フローラテープを巻くこと)します。ワイヤーが隠れる場合はテーピングせずにそのまま挿しても結構です。フローラテープは伸ばして使うので、1巻きあれば、充分に長く使えます。色は緑・白・茶などいろいろあります。
伸ばしながら巻いていき、残りは乾燥しないよう袋に入れて保管して下さい。

☆モス

モス

フローラルフォーム(サハラ・セック)を隠すために使います。少しちぎるようにして広げ、Uピンでとめたりグルーなどで接着します。アジサイなどの花材でフローラルフォームを隠す場合は必要ありません。
アイスランドモス・スパニッシュモスなど種類も色々あり、色もグリーン・白などあります。(左のモスはアイスランドモスのスプリンググリーンです)

☆グルーガン

グルーガン

ご自宅用のアレンジの場合は挿すだけで構いませんが、リース・フレーム・トピアリーなどの場合、、グルーガンで接着します。
ボンドは接着までに時間がかかりますが、グルーはすぐに接着するので使い易いです。すぐと言っても、動く時は10秒ほど手で押さえていた方がいいでしょう。初めにグラグラした状態で接着すると後で取れやすくなります。

また、充分熱くならないうちに接着すると接着力が弱いので、これも後で取れやすくなります。非常に高熱ですので、火傷しないよう充分ご注意下さい。

☆グルー(スティック)

グルー

グルーガンに差し込むものです。直径7ミリ位の細いタイプと直径12ミリ位の太いタイプがあります。グルーガンをお持ちの方はそれに合ったグルーをお買い求め下さい。

☆ボンド

ボンド

ご自宅用にアレンジされる場合は挿すだけで大丈夫ですが、下向きの花の場合や配送される場合は必ず接着して下さい。グルーもありますが普通の木工用ボンドでも大丈夫です。
接着するまでに時間がかかるので、グルーを使用した時よりもやり直しがしやすく扱いやすい場合もあります。

☆フローラルフォーム

フローラルフォーム

プリザーブドフラワー・ドライフラワー・造花用で吸水性はありませんから、生花には使えません。
花器に合わせてカットして使います。花器の上から軽く押し当て、跡をつけてそれに合わせてカットしていきます。
左のフローラルフォームは固さが中程度のレギュラータイプのセックブリックです。

☆ラジオペンチ

ラジオペンチ

リボン作りなどでワイヤーをしっかり締めたい時に使います。手でも出来ますが、ラジオペンチを使うときっちりできます。また、バラの茎などにワイヤーを通す時もラジオペンチを使うと力もいらず楽に出来ます。
無くても結構ですが、あると便利です。

☆ピンセット

ピンセット

花材を挿す時にピンセットでワイヤー部分を挟んで挿すと花を傷めずきれいにできます。慣れないと使いづらいかもしれませんが、込み合ってきた時などピンセットを使って挿すとやり易いです。
こちらも無くても結構ですが、あると便利です。

☆その他

茎やワイヤーを切るためのハサミ、フローラルフォームをカットするためのカッターなどが必要です。